<2008・01・06・日>
カンパチ二種盛り合わせ クスクスのソース①カンパチの切り身をグリルする。
②①とは別に、カンパチの切り身を5分蒸す。
③クスクスに同量のお湯をかけてもどす。
④③に2倍量のオリーブオイルを混ぜる。
⑤皿に①と②を盛り付けて、④のソースをかける。
日本の魚介類は、
ほんとにレベル高いと思います。
というわけで、
めずらしく魚の料理。
焼く、煮る、蒸す、刺身。
どうやっても、
旨い日本のお魚。
魚の、特に白身魚の繊細さを生かすには、
蒸すという調理法がもっともおいしい食べ方かなと
思います。
でも、
焼いた時の、芳ばしい香りも捨てがたい。
ということで、
蒸しと焼きを盛り合わせてみました。
ソースはオリーブオイルにクスクスを混ぜたものを合わせてみました。
<2007・12・31・月>
日本にもどってきたとき、
かなーリ違和感を感じました。
なんか、
ぼこくに戻ってきたというより、
外国にやってきたような。
じきに
慣れてしまうんだろうけど、
今の時期は、いろいろと
新鮮に感じる。
「ほぇー。すごい。」
などと思って楽しんでいたりします。
で、
思ったのだが、
日本とイタリアでは
『個人』と『社会』の関係が違うということ。
例えば、声。
イタリアでは、
みんなくっちゃべってて、
やかましい。
街中でも、
電車の中でも、
カフェでも。
一方、
静かです。日本人。
電車乗っても、
シーンとしてて戸惑ったよ。
と・こ・ろ・が。
逆にこんどは、
街自体が
やかましい。
電車に乗れば、
アナウンスが高音量で流れ、
街を歩けば
大音量で、店の呼び込み。
店に入ればBGMが
賑やかに流れている。
つまり、
ナニが言いたいかというと。
イタリアは個人中心で、社会をひっぱているのに対して、
日本人は、個人よりも社会全体で世の中をひっぱて行っているのでは?
ということ。
で、
そんなところですが、
あけましておめでとうございます。
<2007・12・25・火>
ビーツ風味のキタッラ①茹でたビーツをコンカッセに切る。
②フライパンにオリーブオイルを熱して、
ビーツを温める程度に軽く炒める。
③パスタのゆで汁を加えて、パスタと和える。
④火を消して、オリーブオイル、パルミジャーノを加えて混ぜる。
クリスマスらしく、
ないですが…
インパクトはあります。
風味の弱いビーツなので、
もう一味なんかほしいところかも。
<2007・12・24・月>
サフラン風味のポルチーニ・キタッラ①ポルチーニを刻んで、フライパンで、ザッと炒める。
②キタッラを茹でて、①のフライパンに加える。
ゆで汁を適宜加え、お湯少量で溶いたサフランを加える。
③火を止めて、パルミジャーノとオリーブオイルで和える。
イブらしく、
全然無いですが。
なかなか、面白い味に仕上がリました。
今度は、
キュルキュマ(ターメリック)で
色付けしてみてもいいかも。
<2007・12・28・金>
チボ・マット
えーっと。
ひさしぶりの更新となるわけで・・・。
えっと。
じつは、
帰国した。
うむ。
帰国したわけである。
イタリアが、好きだ。
いつまでも、居たいなぁ、
と思わないことも、無くは無い。
小学生の夏休みと同じだ、
と思う。
8月31日がきたら、
おしまい。
泣いても笑っても。
この日まで。
けじめを付けなければならない。
いつまでも、いつまでも、と思ってだらだら続けるよりも、
締め切りをもうけて、はっきりとけじめをつける。
もの足りないと思っても。
その日までに得られないものがあったなら、自分の責任だし。
そうならないように、限られた時間に夢中になれるわけだし。
やりたいことがはっきりと見えたわけだし。
<2007・15・12・土>
フィオーリトリエステのリストランテ。
店構えがこじんまりとしているので、
トラットリアだと思って戸を開ける。
ありっ?
中は意外にエレガント。
赤と白を中心に小奇麗にまとまっている。
『あ、やった。アタリだ。』
で、アラカルトから、
『バッカラ&バッカラ』
『ヨーダ』を注文。

ソテーしたバッカラにピーマンソースを合わせたものと、
この地方の名物・バッカラマンテカートが皿の上に乗っている。
ソテーのほうには粗塩が振りかかっていて、いいアクセント。
さまざまなテクスチャーが一皿に盛り込まれていて、満足感がある一皿。

フリウリ州名物のごった煮スープ。
ズッパ・ディ・ファジョッリにじゃがいもを加えたようなスープ。

デザートはチョコレートケーキ。
中から、チョコレートがとろっと・・・。
どれも、丁寧さを感じる料理で、食後感は良い。
で、
サービスも丁寧。
上品なシニョーラと10代後半くらいな青年が
接客をしているのだが、
ホント、丁寧。
青年のほうなど、まだぎこちないのだが、
一生懸命さがひしひしと伝わってきて、良い。
入店が遅かったため、最後の客になってしまったのだが、
特にせかされる感じが無かった点も、良い。
会計を頼むと伝票と一緒に一本のペンが運ばれてきた。
『何?これ。』
シニョーラに聞くと、
『ささやかなプレゼントです。クリスマスも近いので。
今日の思い出に日本へもって帰ってください。』
感動しちまいましたよ、そらぁ。
<2007・15・12・土>
アンティカ・トラットリア・レ・バレッティーネトリエステのトラットリア。
店を入ると
『ありゃ、やっちまった?』
感漂う内装。
なんか、
うらぶれてる。
日本の田舎の漁村の食堂を彷彿させる。
で、席につく。
メニューが無いらしく、口頭で、その日できるものが伝えられる。
で、
『魚介類の前菜盛り合わせ』と
『シャコのタリオリーニ』を注文。

上から時計回りに、茹蛸とインゲン、焼き帆立貝、海老のムース、ボイルしたシャコ。
シンプルだが、味は悪くない。が、やや単調。
オリーブオイルの香りが意外に上質だ。
この中では、海老のムースが美味しかった。
海老のすり身の入った卵焼きっぽい。
し・か・し!
この一皿で20ユーロはいかがなものか?

シャコの身をほぐして、
タリオリーニに絡めてある。
が、シャコ少ねっ・・・。
タリオリーニの食感はいい。
が、シャコ少ねっ・・・。
甘酸っぱい味付けは日本人の味覚にも、ぐぅ。
が、シャコ少ねっ・・・。
これは12ユーロ。
料理2皿でカフェ、ワインなし
38ユーロ。
高くねっ?
<2007・14・12・金>
『トリエステに行きたい!』
日本人で、
そう思う人はどれだけいるだろうか?
たぶん、
ほとんど、
いないだろう。
『トリエステってどこ?』
たぶん
そう思う人が
ほとんどだろう。
イタリアは北東、
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の州都で
スロヴェニアとの国境近くに位置する。
いち時期、オーストリアの領土だったため、
独得の文化を持つといわれている<ちきゅーの歩き方。
そんな、
トリエステに、
行ってみた。
夜中の12時にミラノを発ち、
各駅列車乗り継いで翌朝つくという、
アホナイスな計画を立ててみた。
題して、
「イタリアで異国情緒を感じてみよう!ゼロ泊2日の旅。」
である。
ミラノを発ってから、ヴェローナ、メストレで
それぞれ乗り換えることになるのだが、
甘かった。
ヴェローナについたものの時刻はこの時点で、2時半。
で、
次に乗り換える電車が来るのは、
5時半。
ゲェー!3時間待ちか!?くどいようだが、
時刻は
2時半。
開いてる店など
一軒も
なし。
駅で、プチ野宿状態だ。
同じく電車を待ってる
柄の悪い屈強な男達に囲まれて、
待ちましたとも。
待ち疲れて(?)発狂しながらウロウロしている人もおりましたぞ。
待ちに待って電車発車の時刻になったので、
乗る。
その後は順調に行って、トリエステに到着。
が、しかし。
駅を降りると・・・。
寒い!!
ガチで寒かった。
気温自体は5度くらいなのだが、
海が近いせいか風が強い。
この時点で、すでに帰りたくなって
どーしようか真剣に悩んだっす。
はん泣きになりつつ
てくてくと街を散策。

ふと、感じたのだが、この街、
あんまり人がいない。
州都だよね?
商店や飲食店の数もあまりない。
州都だよね?
どことなく、しがない漁村のイメージ。
州都だよね?
街並みはオーストリアの影響を受けてか、
どことなく非イタリアちっく。
ハウステンボス<ながさき、に似ていなくもない。


とりあいず、
食材屋さんやお菓子屋さんを見つけて入ってみる。
この地方の名産品といえば、
やはり、筆頭はサンダニ・エーレの生ハムだろう。
まずは、これを
げっと。
お菓子屋さんでは『ヴェネズェット』という菓子を
げっと。
胡桃のペーストをリッチなパン生地に練りこんだもののようだ。
リストランテやトラットリアの店の前に出ているメニューを
チェックしてみたところ、
料理自体は、ヴェネツィアにかなり近い。
魚介がほとんど。
『オレは肉しか受け付けん!』
という人には、
行かないことをつよく薦める。
<2007・11・12・火>
唐突にパルマへ行った。

イタリアでも
屈指の美食の街である。
プロシュート、パルミジャーノ・レッジャーノなど、
イタリア料理には欠かせない食材を
数多く産出している街、
パルマ。
やはり、
一度は
行っておかなければ
なりますまい。

流石に、
ハムやチーズを売る食材店が、
街のあちこちにある。

広すぎることもなく、丁度いい規模の大きさの街という印象。
広場が多く、道も広くて、歩いていて快適な街だ。
とりあえず、パルミジャーノ・レッジャーノを
げっと。

それから、パルミジャーノを作る時に出るミルクで作ったバターも
げっと。
もろもろっとした食感で、
味わいのほうは結構あっさりめ。

エミリア・ロマーニャ地方の菓子『スポンガータ』、これも
げっと。
ドライフルーツとナッツをしっとりしたビス生地で包んだもののようだ。
トスカーナ地方の『パンフォルテ』に似ている。
<2007・11・12・火>
リストランテ・パリッツィパルマのひとつ星レストラン。
内装は白をベースにかなり洗練されている。
壁に窓がついていないのだが、
大きな天窓がひとつあり、暗さを感じない。
トーストをタイルに見せかけた、壁のデザインが面白い。

メニューは、コースとアラカルト。
アラカルトはパルマ特産物を使った基本的なメニューと、
店のオリジナリティーが反映されたメニューとにわかれている。
『キジのラビオリ・黒トリュフとマルサラのソース』
『じゃがいもで包んだ山鶉』を注文してみた。

まずはラビオリ。
運ばれてきた瞬間、トリュフの香りが漂う。
ぺったりとした、ペースト状のキジの肉がラビオリの中に詰まっている。
上品な味ながら野趣を感じるものに仕上がっている。

山鶉。
極細のじゃがいもで胸肉を包んで、カリカリに焼いてある。
肉の中心にコリアンダーが仕込まれていて、ほんのり、エキゾチックな香り。
付け合せは2種類。
ひとつは、細かく刻んだキャベツをキャベツの葉で包むという荒業。
もうひとつはカポナータ風の甘酸っぱい野菜の煮込み。
こちらも、やはり上品。

デザートは、『三色のムースと薄焼きクッキー』。
筒型の薄焼きクッキーの中に、三種類のムースが仕込まれている。
2つ星に近い内容に感じた。
料理の味はかなり上品な仕立て。
コントルやら、
ソースやら、
凝ったものを作っている。
その割に飛びぬけて高いわけでもなく、
コストパフォーマンスが良い。